製造業(従業員数:300名以上)
課題と導入の経緯 メンタル不調による退職者の増加に加え、問題行動を起こす社員も散見されるようになり、...
常田佳那子
これまで、採用活動は応募書類と面接官の印象に基づいて行われており、人物重視のアプローチを取っていました。しかし、面接官ごとのスキルや採用基準にばらつきがあり、その結果として入社後のミスマッチやメンタル不調による休職・退職者の増加が課題となっていました。これらの問題を解決するため、書類選考や面接だけでは限界があるという結論に至り、採用時の参考指標として適性検査TALの導入を決定しました。
適性検査を導入したことで、個々のメンタル面や潜在的な特性をより正確に把握できるようになり、面接時の印象だけでは判断できなかった情報を補完しています。その結果、ミスマッチが解消され、退職者数の減少に繋がりました。また、現在では蓄積されたデータをもとに自社の採用基準を再定義し、面接官間での認識共有を進めています。この取り組みによって、より効果的な採用が可能となり、組織の安定性が向上しています。