
課題と導入の経緯
当時は面接時の印象だけでは候補者の適性を十分に判断できない部分がありながらも、人手不足の影響で面接官の個々の判断に基づいて採用を行っておりました。その結果としてメンタル疾患や早期退職者の増加といった問題が多く発生してきたことから、組織の長期的な安定性に対する不安が大きかったため、適性検査を導入することになりました。
導入後の効果
適性検査の導入により、採用の基準が明確化され、面接だけでは見落としがちな候補者の特性を数値的に把握できるようになりました。これにより、面接時の好印象だけでなく、分析結果を基にした客観的な評価が可能となり、採用の判断材料として大いに役立っています。課題となっていた、採用後の早期退職リスクの低減や、職場における適正配置が進み、職員の定着率向上にもつながっています。